2026-09-02 · 6 min
ステッカーの色はどう合わせるか:Pantone 番号・許容差・サンプル確認の 3 ステップ
来図カスタムで一番蹴られるのが色です。画面の赤と印刷の赤は別物です。Pantone 番号も許容差もなければ工場は当てずっぽうで調整し、失敗率が高いです。Pantone 番号での色固定、許容されるズレ、サンプル確認が省けない理由を解説します。

来図カスタムでは、送られてくる原稿の 9 割が画面キャプチャやデザインで、その「真っ赤」は画面ごとに大きくズレます。当社は感覚での色合わせはせず、Pantone 番号か実物色見本で固定します。そうでなければ両者は揃いません。
1. Pantone 番号は色の身分証
Pantone 番号は印刷の共通言語です。例えば PANTONE 186 C をいただけば、世界中の印刷で赤がほぼ揃います。多色原稿では各色ブロックに Pantone 番号を明記し、当社は番号通りにインキを調合、目視では合わせません。この手順を飛ばすと、その後の調整はすべて言い合いになります。
2. 色差許容(ΔE)を確認書に明記
Pantone 番号があっても、印刷と実物には許容される小さなズレ(色差、ΔE で数値化)があります。通常は ΔE 2 以内を合格とし、厳しいブランドは 1.5 まで絞ります。この数値をサンプル確認書に入れないと「なんかズレている」に基準がなく、工場も判定できません。
3. サンプル確認が省けない理由
色と圧痕は立体シールで最も目立つ売りであり、一番揉めやすい点です。当社は初回に実物サンプルを出し、Pantone 色見本と承認稿でご署名いただいてから本番をその基準で進めます。サンプルを飛ばして本番へ回すと、色違いでロット全体作り直し、損をするのはお客様です。来図カスタムの基準はサンプル段階で固定します。
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